防災マエストロ
平成23年10月24日防災マエストロ育成研修に町内会長石田も参加してきました。防災マエストロとは、防災の知識を身につけている方の事です。
2004年から岩手県釜石市で防災教育を指導、東日本大震災では学校にいなかった5人を除き、約3000人の児童・生徒が助かって「釜石の奇跡」と言われた小中学生の避難行動をもたらした群馬大広域首都圏防災研究センター長で片田敏孝教授(災害社会工学専攻)が講演しました。
片田教授は「想定にとらわれすぎた防災は危険。宮古市田老地区は“万里の長城”といわれた防潮堤があったがゆえに逃げ遅れた人が多かった」と自然を押さえ込む防災を批判していました。
その反省から
(1)想定にとらわれない
(2)ここで大丈夫でなく、もっと安全な場所はないかと最善を尽くす
(3)率先して自分が避難する--の避難3原則を訴えた。
この後、参加者が4グループに分かれ、今後の防災のあり方などを議論しあいました。
防災マエストロは地域の防災リーダーを育成することを目的に、県主催で今年度からスタート。八戸を皮切りに弘前、青森でも開催されます。
多賀台ヒルズ町内会にはとっても災害に街づくりを目指しております。